2025/03/05 06:54
今日はUVプロテクトローションについてご質問を頂きました🙇♂️
少し長いので、ご興味のない方はスルーして下さいね🙏
ご質問の内容
『UVプロテクトローションのPA値、SPF値および全成分をお教えいただきたいです。
また、テクスチャー、香り、石鹸で落とすことができる商品になるかも合わせてお教えいただけますと幸いです。
よろしくお願い申し上げます。』
同様のご質問は何度もありますが、今日もお返事を送らせて頂きました🙇♂️
『UVプロテクトローションについてご質問を頂きましありがとうございます。
この製品にはSPF値やPA値が表記されていないので、ご質問を良く頂きますが、その理由を書きますね。
一般のUV製品には酸化チタンや酸化亜鉛などの遮蔽剤を使っていますが、それらの製品に書かれているSPF値やPA値は一般的には配合している酸化チタンや酸化亜鉛などの配合量による測定値であり、製品全体の完成数値(UV測定)と言う事はほとんどありません(商品を測定するにはコストが掛かるからです)
つまり原材料のメーカーがこの濃度で酸化チタンを入れるとSPF50だよ、PAは++++だよって言う感じであって、ほとんどの製品が換算した数値なのだそうです。
けど、それらの原材料にはアレルギー性の報告があるので数値が高ければ(濃度が濃い)高い程、心配も増えますね。
そこで当店ではUVプロテクトローションに新素材の原材料を組み合わせる事でSPF値やPA値を確保し、次世代型の安全で安心なUVローションを作ることにしました。
1.酸化セリウム
この原材料の優れた能力は幅広い遮蔽効果(UVBからUVA)190-440nmの光を99%以上も遮蔽する事が出来る事と、天然ミネラルから作るため石油由来原料を使う事が無く、完全ノンケミカル素材のため敏感肌や乳幼児にまで使える事で、近年では皮膚科医も推奨するほどの高い安全性を示す原材料です。
2.ツバキ花エキス
PM2.5、タバコ、花粉などの大気汚染から肌を守り、優れた抗酸化能力とコラーゲン産生促進による抗シワ効果に期待される原材料です。
3.フラーレン(RS)
高濃度で配合する事で紫外線による活性酸の消去能力が日焼けによりメラニンの生成を防ぐとされています。
特にRSフラーレンはPVP包接フラーレンであり、紫外線による毛穴改善作用が認められています。
その他にもUVストレス、UVによる活性酸素制御、UVによるDN損傷抑制作用、UVによる肌荒れ改善効果などが期待される植物由来の原材料も組み合わせ、高濃度で配合しています。
UV対策のための原材料を高濃度で配合しているために、実際の遮蔽剤(酸化セリウム)だけではSPF30でPA+++を確保しています。
その他の原材料をプラスするとトータルではそれ以上の効果が期待されるのですが、他の原材料は数値化していないので、正確には測定は出来ません。
その為に、あえて表記していないのです。』
香りについては香料なども無配合なので原料の匂いである事と、全てが水溶性なので石鹸(お湯だけでも)などでも簡単に落ちます。
UVローションもUVクリームも紫外線を防ぐ製品であるためには香料の酸化はシミやシワの原因になるので、無配合の物が良いです。
一般的にUV製品はSPF値やPAに拘るかたも多いですが、それだけではわからない事もたくさんあります。
数値に惑わされず、全成分を見てお買い求め頂くのが良いかと思います🙇♂️』
こんな感じです📩
スキンケアも安全性が1番大切な事だと思います🙇♂️

