小児脱毛には一般的な育毛剤(医薬部外品)は使えません。

まずはシャンプーや頭皮の美容液などで発毛環境を整える事が大切です😃

最近は自分のブログを読み返してセーヌの誕生の軌跡を辿っています💻

読み返せば当時の事が蘇り懐かしく思いますね。

シャンプーを開発したいと思った時『何を作りたいか？』よりも『なぜ作りたいか？』と言う気持ちの方が強かったのですが、その想いは今でも変わっていません。

その事を思い出させてくれる記事がありました。

2006年４月に書いたブログ『感動の再会』より

『先日、一年半ぶりに「お客様」と感動の再会をしました。 

彼女との初対面は今から３年前の春でした。 

まだ、あどけなさの残るその少女はとても辛い髪のトラブルを抱え、病院を転々としていたそうです。 

知人の紹介でクレールに初めて来店された時、彼女の髪は全頭髪脱毛（９０％脱毛）の状態でした。その後クレールでエステオパシーを始めて１年半で約９０％回復をしましたが、再び脱毛をしはじめました。 

この時「この髪は誘導毛なので一度は抜けますが再び発毛しますよ」と、お母さんに説明しました。

やはり再発したため、お母さんの心配はとても深刻なもので、その後再び皮膚科を訪ねられたそうです。 

その診断結果では「なすすべがありません」と言われ、仕方なく何の治療もせず、しばらく様子を見ていたそうです。 

しばらくすると彼女の髪は再び発毛しはじめ、その後１年半の間で完治したのです。（実は誘導毛が抜けた時点で発毛サイクルはリセットされているのです） 

そして一年半後に再びクレールを訪れた彼女はとても豊かで美しい髪を輝かせニコニコと微笑んでいました。

３年前、初めて出会った時は、うつむきがちで私と話すこともなく、おとなしかった彼女とはまるで別人のようで、その姿は自信に満ち溢れていました。 

そして何より嬉しかったのは、お母さんに言われた言葉です。

それは「この髪を最初に切る時はクレールさんでお願いしたい、と娘に言われ連れてきました」と言って頂いたのです。 

その日、お帰りの際、お母様と娘さんが二人揃って深々とお辞儀をされ「本当にありがとうございました」と言われた言葉が今でも心に残っています。 

この再会には心から感動し嬉しく思いました。

そして、このような経験が出来る美容師でいられることを、あらためて幸せに感じました。』

この体験から、さらに安全なヘアケア商品を作ろうと思いセーヌを作りました。

彼女が大人なった今でもセーヌのファンでいて下さる事に心から感謝しています🙇‍♂️

※エステオパシーは現在のスカルプウォーターセラピー®︎へと名称を変更しています。