2025/04/15 17:23
今日も2006年4月のブログより💻
『最近、パーマがかかりにくい、パーマがすぐに取れる、カラーが染まりにくい、退色しやすい。また、ツルツルして、ピンやバレッタなどが滑り落ちる。そんな事を感じたことはありませんか?
これは、シャンプー・リンス・トリートメントに配合されているシリコン剤の仕業です。
今から20年ほど前に開発コストが安くて便利なシャンプー剤の原材料の開発に化粧品メーカーが試行錯誤の末、見つけ出したシリコン剤。
その普及により、女性の髪の艶や香りの持続性などは飛躍的に向上し、枝毛コートまでが発売されましたが、それはまるで「化学薬品の鎧」のように思いました。
ですが、そのシリコンのコーティングにより、髪に重大な危機が迫っています。
現在、シリコンは、合成技術の向上で(油性・水溶性・揮発性)など、様々な種類が、シャンプーや化粧品に配合されていますが、それは消費者のために開発した訳ではなく、配合のし易さなどメーカーの利益のために考えられたものなのです。
実はこれが大きな問題なのです。 そもそも、シリコン剤の特性は、強い防水性や滑りの良さから、様々な加工剤(衣類や靴の防水加工・窓のコーキング・洗面所や風呂場などの防水剤)として使われてきました。
これらのシリコン剤を配合したシャンプーやトリートメント剤は撥水性が強いので、直ぐに分かるはずなのに、美容師にも見分けられず、水溶性の薬剤である、パーマやカラーの浸透性が悪いためオーバータイムを起こすことが多くなりました。(パーマや縮毛矯正で髪がチリチリやビビリ毛になるのはそのためです)
また、シリコンは頭皮にも皮膜形成するため新生毛が生えにくく、脱毛の原因にもなっています
(女性の抜け毛・薄毛の原因はこれがほとんどです)
これでは「傷んだ髪を修復」と書かれたヘアケア商品が髪を守るどころか、よりダメージを招いているようなものですね。
そんな「化学薬品の鎧」は1日も早く脱ぎ捨ててしましょう。』
この記事を書いたのが今から19年前なので、その頃に20年ぐらい前と言う事は約40年ぐらい前から多用されて来たシリコンなんですね。
そのせいで今では更に女性の薄毛や抜け毛は深刻なものになりました。
今後も自分の髪でおしゃれを楽しむためにも、もう一度ご自分のヘアケア用品(スキンケア用品も)見直してみてはいかがでしょうか?
シリコンを配合していないシャンプーを使っている毛髪は、疎水性はあるものの、膨潤すると浸水し、水を含んで沈みます👌
ところが、この動画のようにシリコン配合のシャンプー剤で毎日洗っていると疎水性ではなく、撥水性となり水を通しにくいのでなかなか沈みません。
このためにパーマやヘアカラーが上手く施術出来なかったり、新生毛が生えにくくなっているのです。
化学の鎧は怖いです😱
