2025/06/08 20:31

長引く米の不足に小泉進次郎農水大臣が5日、衆院農林水産委員会で、価格高騰が問題となっているお米の流通に関する質疑で「社名は言いませんけど、米の卸売の大手の売上高、営業利益を見ますと、営業利益はなんと対前年比500%くらいです」と明らかにした。

村岡敏英議員の質問に答えた。村岡議員は「流通の中で上乗せ額がある。資本主義なので、どれだけ儲けるかを規制はできないが、流通過程が高騰を起こしている原因のひとつだと考えられる」と指摘し、お米の流通改革について問うた。

これに進次郎大臣は、「この上がり方は異常。4200円の平均価格がおかしいのではなくて、上がり方がおかしい」と語った。
「流通の改革につきましては、いま小売からも、米の流通はほかの食品と比べても極めて複雑怪奇で、ブラックボックスがあるといった指摘が多々寄せられています」と述べた。

「一体、米の流通はどういった状況なのか可視化をさせたい」とした。
そのうえで「集荷、卸売、小売、段階を経るにあたって乗ってくる。やはり、こういったことも含めて、よく!お考え頂きたいと思っています」と述べた。

ネットニュースに、このような記事が出ていました。

お米の流通で問題が生じている事については、今頃?それとも黙認?もっと早くに対処すべきではなかったのかな?

何れにしてもこのような流通のシステムが国民に不利益を与えているようですね。

でも、これはお米に限った事ではありません。

私がセーヌを開発した理由にも製品の流通により消費者の方々に不利益があると思っていたからです。

これまで美容商材の流通の長い歴史の中では。

製造元⇒発売元⇒販売ディーラー⇒販売ディーラー(2次店)⇒美容室⇒お客様
(中には3次店のディーラーなどもいます。)

昔から美容室は製造元から商品を直接購入する事が出来ず、幾つもの販売ディーラーを経て納品されていました。

しかし、その販売ディーラーが最も多くの利益を得ているため、メーカーや美容室が利益を得られる商品にするには、販売価格を上げるか?原材料のコストダウンをするか?のどちらかです。

でも販売価格を上げる事は美容室も売りにくいというリスクを伴うため、手っ取り早くコストダウンが行われてきました。

それでは、良い製品が出来るはずもありません。

そこで私は

製造元⇒美容室⇒お客様へ

このように製造元から直接当店に納品してもらえるようにする為に、自分で処方も考え製品化する事を考えました。

その結果、中間業者を省く事て、販売ディーラーの利益を高価な原材料へとコストが掛けられ、これまでにはないような製品となり、その結果、今では多くの消費者の方々から高い評価を頂く事となりました。

この事はブログでも何度も何度も書きましたが『販売システムを改革し、直接製造して消費者の方々に届けたい』と書いた時は、美容販売ディーラーさんさんからも『そんな流通方法では商品は売れなくなる』と批判メールをたくさん頂きました。

でも、それまでは聖域とされていた美容ディーラーの倒産が今は後を経ちません。

その現状を見ると、OEM製造をする美容室や販売メーカーさんが増えた事や、それを受ける製造メーカーさんが増えた事もその要因の一つなのでは?と思います。

何れにしてもセーヌを作る時に『販売革命』を掲げて開発にの挑みましたが、それは常に消費者側の立場に立ち『真の利益』を考えての行動だったと思います。

今、備蓄米が随意契約と言う新たな流通制度を設け、販売価格の引き下げを行なっていますが、それが備蓄米だけではなく、多くのブランド米にも波及して適正価格に戻る事を心から願っております🙇‍♂️