2026/09/30 09:45

最近は化粧品開発者や美容師の間で『シリコンは悪くない』などと言う投稿記事を目にします。

それならばノンシリコンシャンプーなど作る必要もないと思うけど・・・

(シリコンはめちゃくちゃ安くて感触が良くなるので化粧品メーカーのコストダウンには最適です)

シリコン=悪かどうか?は見る観点によると思います。

シリコンは感作性がないためアレルギーを起こす心配はほとんどありません。

その観点からすると安全性は高いです。

ただし石油由来の原材料ゆえに生分解性は悪く、残留性やビルドアップ(蓄積)が問題となります。

その観点で見ると悪い成分となりますね。

これを食品に置き換えると分かりやすいかも?

無添加やオーガニックは誰もが安心だと感じるけど、食品添加物が良くない事はほとんどの人が知っています。

だけど、インスタント食品やスナック菓子などを食べても直ぐに弊害が現れる事はありません。

それと同じように、シリコンも直ぐに弊害が現れる訳ではありませんが頭皮や髪に蓄積する事で少しずつ問題が現れます。

先日、お客様があるメーカーのヘアワックスを床に落としたら『めちゃくちゃ滑って転びそうになりました。拭いてもしばらくツルツルが続いたので怖くて捨てました』と話していました。

勿論その製品にもジメチコやシロキサンの表記がありました。

何はともあれ石油由来の成分は水に溶けないので人の新陳代謝や生態系のバランスを崩す事は間違いないと思います。

実際に美容室でパーマやヘアカラーを毎日のように施術している美容師さん(クリニック思考の人)ならシリコン配合のヘアケア用品がどれほど残留し、弊害があるのかが良くわかるはずですが、それらの施術をした事がない開発者には理解できない事かも知れませんね。

化粧品はシットリやツルツルなどの感応性だけを見るのではなく、人の細胞(新陳代謝)などに影響を与えないものが本当に良いと私は思っています。

そんな思いで商品開発をしていますが、皆さんはどう思いますか?